当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
LS-DYNAに実装されている粒子法解析法であるSPH要素を用いて引張試験片を模擬し、引張試験解析を行いました。材料はSS400FBで、MAT024を使用しています。以下に相当応力分布と塑性ひずみ分布を示します。
この解析例は、固体の大変形について、SPH要素が特に延性挙動をどこまで表現できるかをテストした例です。くびれの後、破断領域になると粒子が発散する結果となりました。発散挙動は設定によって抑え込めるのかどうか今後調べてみようと思います。
なお,本解析例はサンプルであることをご了承下さい。
図 1 effective stress
図 2 effective stress
図 3 plastic strain
図 4 plastic strain
図 5 rupture