当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
No.067の例題を題材に,固有値解析と音圧解析を比較してその妥当性を評価します。
ここでは,プレートの板厚を t2.0 と t5.0 の2種類のプレートを用意します。
ポールがプレートに衝突します。
衝突による圧力波が発生します。
ポールが反発しプレートから完全に離れた後も,プレートは固有振動により音源となっていることがわかります。
t5.0としたケースでは剛性が純粋に高くなるため,発生する圧力波の周期が短くなっていることがわかります。
先に実施したプレートの固有値と音圧波形を比較することで,騒音源となっているモードを分析することができます。
なお,本解析事例はサンプルであることをご理解下さい。
図 1 t2.0 圧力波の伝播
図 2 t5.0 圧力波の伝播
図 3 t2.0 圧力波形 周期 T=3.38E-03[sec] 振動数 f=295.86 [Hz]
図 4 t5.0 圧力波形 T=1.46E-03[sec] f=684.9[Hz]