当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
爆薬が爆発すると,周囲空間に爆風圧が伝播します。伝播する爆風圧は距離とともに減衰しますので,爆源からの距離が近いほど爆風による構造物の被害は大きくなります。爆源に近接する構造物への被害を軽減するためには防護壁を設置することが考えられます。防護壁の効果を検討するためには,数値シミュレーションを利用することができます。ここでは軸対称ALE要素を使用して爆風圧の解析を行いました。はじめに,基準となる条件を確認するために,爆薬形状は球形とし,防護壁が無いケースについての計算を行いました。
参考文献: 基礎からの爆発安全工学, 森北出版
Keywords: Axisymmetric ALE, Blast waves, H.E shape=sphere, hight of the blast wall = 0m(without wall)
Tools: LS-PrePost ver.4.9, LS-DYNA MPP Win64 R13.1.0
なお,本事例はサンプルであることをご了承下さい。
August 11, 2022 create a new entry
Fig.1 Blast waves / H.E shape = sphere / Blast wall = Non
Fig.2 Material distribution / H.E shape = sphere / Blast wall = Non
Fig.3 Blast waves t=18ms / H.E shape = sphere / Blast wall = Non