No.488 Head impact behavior for windshield using MAT280 / Impact Position 1

R9より実装された合わせガラス用の材料モデル*MAT_GLASS(*MAT_280)を用いてヘッドインパクトによる自動車のフロントガラスの衝撃解析を行いました。衝突位置をパラメータとして複数の解析を行いました。このガラスモデルはシェル要素にのみ使用可能です。自動車のフロントガラスへの頭部衝撃解析が最初の解析目標であったと考えられますが、脆性材料の力学挙動を一通り備えていることから、応用できる解析分野は広いのではないかと考えています。最新版では、ガラスのクラック判定が洗練化されてきていてるので、もしこのモデルを使うのであればLS-DYNAのR11.1や近いうちにリリースされるR12などの最新版で使用することを推奨します。

Keywords: Head impact, Windshield, laminated glass, MAT280, crack and element deletion

Tool: LS-PrePost ver.4.8, LS-DYNA MPP Single Precision Win64 Beta 147811

なお,本事例はサンプルであることをご了承下さい。

June 04 2020 create a new entry

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