当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
地表面から近距離の高さで火薬が爆発する近接爆発の解析を行いました。解析はALE要素を用いて行いて行い、その要素数は約100万要素です。計算時間の節約のために、1/4モデルを領域化して解析を行いました。解析モデルの物質は、空気、火薬、地盤で構成されています。本例題は、薬量に対して短いスタンドオフ距離での爆発現象であるため、地盤にクレーターが生じますが、それらを含めて表現することができます。
爆発解析は衝撃解析のひとつの分野に分類されますが、自動車の衝突衝撃解析や精密機器類の落下衝撃解析とはシミュレーション技巧の難しさのポイントが異なります。LS-DYNAは爆発シミュレーションへの対応能力は極めて高いと言ってよいと考えますが、それらの能力を引き出すためには解析技術者がLS-DYNAの技巧を熟知して操ることが求められます。
Keywords: Surface explosion analysis, crater, 1/4 model, ALE Malti-materials, Air, Explosive, Soil, shock wave propergation
Tool: LS-PrePost ver.4.6, LS-DYNA MPP Single Precision Win64 R11
なお,本事例はサンプルであることをご了承下さい。
Dec-05-2018
Fig.1 Surface explosion analysis / Detonation gass
Fig.2 Surface explosion analysis / Detonation gass
Fig.3 Surface explosion analysis / Generated crater
Fig.4 Surface explosion analysis / Shock wave propergation
Fig.5 Surface explosion analysis / Shock wave propergation
Fig.6 Surface explosion analysis / Shock wave propergation