当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
曲り角15度のS字フレームに軸圧縮荷重を負荷した場合の、線形座屈固有値解析を行いました。1次の座屈モードはクロージングプレートに発生し、それ以降のモードもプレートに生じました。したがって、S字フレームの軸圧潰は軸圧縮荷重場においてクロージングプレートが座屈し、それに従属する形でハット部に折れ曲がり変形を誘起すると考えられます。
参考文献:自動車技術会技術報告シリーズ 2 薄肉曲がり部材の崩壊特性
なお,本事例はサンプルであることをご了承下さい。
図 1 1st mode
図 2 2nd mode
図 3 3rd mode
図 4 4th mode
図 5 5th mode