軸対称ALEモデルによるメタルジェット生成解析

ls971 Rev.5付近から導入された軸対称ALE要素によりShaped Chargeの問題をモデル化し、メタルジェットの生成解析を行いました。メタルジェットは直径が非常に小さい針として生成されるため、対称軸近傍領域は解像度を上げるため細かい要素分割が必要となります。
軸対称ALE要素を使用すれば平面領域をモデル化するだけでよいため、高解像度のメタルジェット生成解析が可能になります。

爆薬が点火後、爆薬のレンズ効果により銅製ライナー中央部は超高圧状態となり、ウゴニオ弾性リミットを超過して流動変形を開始します。流動変形を始めたライナーは直径数ミリメートルの超音速で飛翔するメタルジェットとなってターゲットを侵徹します。

なお,本事例はサンプルであることをご了承下さい。

Shaped Charge FEA
図 1 H.E.A.T/Shaped Charge / ALE2D / Material

Shaped Charge FEA
図 2 H.E.A.T/Shaped Charge / ALE2D / Density

Shaped Charge FEA
図 3 H.E.A.T/Shaped Charge / ALE2D / Velocity

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