当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
樹脂製の構造体に対して、質量26.26kgの重錘を落下させた際の変形挙動について解析しました。今回は1セルのモデルを解析し、樹脂構造体開口部側の壁面のテーパー、端部の段差、及び先端の丸みを考慮してソリッド要素でモデル化しました。要素数は約13万要素です。構造体は錘の落下時の運動エネルギーを受けて変形しますが、構造体の潰れが大きくなると錘のエネルギーが減少しやがてリバウンドします。樹脂構造体の開口部先端は要素の変形が大きく破壊条件を満たして破断しています。
参考文献:自動車技術会 技術報告シリーズ34 樹脂の衝突解析
なお,本解析例はサンプルであることをご了承下さい。
Fig. 1 Drop Test for polymer structure
Fig. 2 Drop Test for polymer structure
Fig. 3 Drop Test for polymer structure
Fig. 4 Drop Test for polymer structure