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CAE技術者交流会
会 場 大田区産業プラザ(最寄駅京急蒲田駅から徒歩3分)→ 地図
6階 E会議室
開催日 2013年 9月21日 土曜日
時 間 13:20-16:50
定 員 15名
対 象 CAE業務担当者
参加費2,000円(会場代、資料準備等の費用)
お申込み 参加者のお名前と連絡先をメールで弊社アドレスinfo@lancemore.jpまでご連絡ください。懇親会に参加希望される方はその旨も書いて下さい。
プログラム(案) 13:00-13:20:受付
13:20-13:40:挨拶と趣旨紹介(INTES JAPAN下薗氏、ランスモア筒井)
13:40-14:30:下薗:「妥協しない接触解析」
14:40-15:30:筒井:「非線形解析の適用技術について」
15:40-16:40:参加者も含めてCAE業務やCAEの在り方についてディスカッション
16:50 終了
交流会終了後、希望者どうしで近所の居酒屋で懇親会を予定。
* 内容は変更される場合があります。その場合は本ページにアップいたします。
* 服装は自由で、軽装でも構いません。
概 要
1. CAE技術者交流会の趣旨説明

 近年、CAEソフトウェアの普及が進み、導入した解析ソフトウェアをどのように運用して成果を上げていくか、各現場で試行錯誤が続けられています。
 一部大企業のCAE部署を除き、一般的にはひとつのソフトウェアに一人の担当者がついて、なかなか慣れないツールを使って、相談相手もいない状況の中、不安を振り切りながら解析業務を遂行しているのが現実です。 しかしこれらの担当者どうしが、企業の垣根を超えて交流する機会はあまりありません。いろいろ悩みや困ったことを相談できる仲間がいれば、CAE業務に対しても励みになるかもしれません。
 実務担当者が必要なことは、役に立つCAEの運用や適用技術についてであり、解析の背景にある数理理論やメッシュもロクに作れない自称ベテランの思い出話ではありません。  今回の交流会ではホストとして現役CAEエンジニアであるINTESジャパン代表の下薗氏とランスモア代表の筒井が本音トークで参加者の気持ちを前向きにそしてやる気にしたいと思っています。
 CAE技術はコンピュータで行いますが、同じソフトウェアであっても担当者によって答えは変わり得ます。解析アプローチが整理された問題に対しては、自動化ツールを使って業務を効率化することはできるかもしれませんが、違う新しい問題に対しては担当者の経験だけが頼りです。つまり、CAE技術とは属人的傾向の強い技術であり、ソフトウェアが発展しようが、計算機能力が向上しようがその本質は変わりません。技術というのは人に宿るものであり、会社に技術は宿るものではありません。知っている人が辞めたらその技術も会社から無くなってしまいます。その現実を認めた上で、それならどうするか?を考えないと不毛な議論になるのではないでしょうか。
 このような本質を念頭に、常に新しい問題の解析リクエストを受け続ける現場の最前線において、CAE技術をいかにして業務に役に立てられるかを熱く議論して同じ分野の担当者同士の交流を図ろうと考えています。

2. Intes Japan 下薗氏:「妥協しない接触解析」

Intes Japanの下薗さんは、CAEにかけては日本トップレベルの熱いエンジニアでもあります。 その下薗さんが「妥協しない接触解析」をテーマに、現状の取り組みを、いつもの下薗節で少々寄り道をしながら、 それでいて現場のニーズに的確に応えることができるレベルを保持しつつ、皆さんと対話しながらお話をする予定です。 解析事例のご紹介というよりは、一体何を考えて解析をしているかを中心に語ってくれるそうです。

3. Lancemore 筒井:「非線形解析の適用技術とは?」

ランスモア代表の筒井は、普段 LS-DYNAを使いながら様々な問題の解析に取り組んでいますが、エンドユーザーが非線形解析にどうやって向き合っていくべきかについても普段から色々自問自答しています。今回は、適用技術というキーワードで話をします。実験の後を追っかけて一喜一憂するCAEではなく、CAEの理想形である実験より先行して解析を行い、方向性を導き出すための先行解析を如何にしてモノにするか、ヒントになれるような話ができればと考えています。

キーワード CAE技術者交流