20110713セミナー

会 場 大田区産業プラザ(最寄駅京急蒲田駅から徒歩3分)→ 地図
6階 E会議室
開催日 2011年 7月 13日 水曜日(本セミナーは終了いたしました)
時 間 13:30-16:40
形 式 座学(実習ではありません)
受講料37,800円(税込)
お申込み 受講希望セミナーと人数を弊社info@lancemore.jpまでご連絡ください。
概 要  落下問題や衝撃問題をLS-DYNAで解析する上で最も基礎となる技術はメッシュと材料データの2つです。適切な要素を選択しメッシュを作成できること及び適切な材料データを定義することによって解析時間を短縮し解析精度を向上させることができます。そこで本セミナーでは、落下衝撃問題を対象に主にソリッド要素と材料データについて初級レベルの解説を行い、ユーザーの解析業務の効率化をサポートします。
 LS-DYNAのver.971がリリースされてから、落下衝撃解析では六面体ラグランジェ要素のほかに四面体要素が一般的に使用されるようになってきました。 これは、複雑な形状をした製品や3D CADデータが解析対象となり、六面体要素でメッシュ分割することは通常業務の時間的制約の中で困難になるケースが増えてきていることに対して、四面体要素のメッシュ分割は六面体のメッシュ分割に比べてはるかにコストが小さいことが大きな理由です。その際、最も気になることは四面体要素の解析精度であり、本セミナーでは応力波の伝播特性を評価基準として他の要素と精度の比較した結果を紹介します。
 また、近年のLS-DYNAでは、ラグランジェ要素の他に、粒子法のSPH要素やALE要素、メッシュフリー法としてEFG要素などが選択できるようになっており、それらの要素の精度についても同じ問題を通して比較紹介します。要素解説の前半は弾性変形範囲内と小さな塑性変形を含むケースについて解説し、後半は大変形を伴うケースについて各要素の精度やコストについて説明する予定です。
 次に落下衝撃解析を行う上で、メッシュとともに基盤となる材料データについて、基本的な弾塑性体モデルや緩衝材モデルデータについて概要を紹介します。弾塑性体データ作成に必要な材料試験やひずみ速度依存性データについても言及する予定です。また合わせて弊社で提供している材料データベースの紹介を行う予定です。
 セミナー参加者には、セミナーで説明した六面体と四面体の落下衝撃解析データの一部について配布する予定です。
キーワード 六面体ラグランジェ要素, 四面体要素, 粒子法SPH要素, ALE要素, メッシュフリー法EFG要素,
落下衝撃解析, 弾塑性体モデル, ひずみ速度依存性データ, MAT_024, 陽解法の基礎
内 容 13:10-13:30: 受付
13:30-14:20: 落下衝撃解析と要素 弾性変形と小さい塑性変形に対する適用
14:30-15:00: 落下衝撃解析と要素 大変形に対する適用
15:05-16:20: 材料モデルと工業材料データベースの解説
終了
* セミナー終了後、個別に解析相談を行うことも可能です。
* セミナー申し込みの際ご連絡いただければご対応させていただきます。
* セミナーの時間配分は変更される場合があります。その場合は本ページにアップいたします。
* 受講料はセミナー終了後請求書を発行させていただきます。
* 真夏の季節のセミナーなので服装は自由で、軽装でも構いません。