当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
例題No.427の問題をLS-DYNAのALEにおける比較的新しい機能であるS-ALE法(structured ALE method)で解析して結果を比較しました。
S-ALE法ではALE部のメッシュを作成する必要はなく分割方法を指定すればLS-DYNAが自動的にALEメッシュを生成します。
バブル体積グラフより、S-ALEの結果はALEとほぼ同等であることがわかります。バブル崩壊後の物質分布には若干の差異はありますが、実用上問題のないレベルだと考えます。
計算時間はS-ALEのほうがALEよりも25%高速でした。
Keywords: cavitation bubble analysis, free surface problem, Structured ALE,Cpu time of S-ALE was faster than ALE 25%
Tool: Hyper Mesh v.13, LS-PrePost ver.4.3, LS-DYNA MPP Single Precision Win64 R910 8cores
なお,本事例はサンプルであることをご了承下さい。
May-21-2017 July-04-2020 updated
Fig.1 Conventional ALE
Fig.2 Conventional ALE
Fig.3 Structured ALE (S-ALE)
Fig.4 Structured ALE (S-ALE)
Fig.5 Comparison of Volume history between ALE and S-ALE.