当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
精密機器類の包装設計における梱包落下衝撃解析でよく出てくる発泡スチロール製コーナーパッドの衝撃吸収解析例です。コーナーパッドを粒子法要素であるSPH要素を使用してモデル化しました。
SPH要素を大変形解析に生かしていくためには、部材が圧縮変形によりラグランジェ要素では持ちこたえられないほど大きなメッシュの潰れによる計算ストップを回避できる点が特徴です。
LS-DYNAのSPH要素の場合、構造部分への利用についてはユーザーがある程度、予備的な解析を行ってから感触を確かめてから利用されることをお勧めいたします。
なお,本解析例はサンプルであることをご了承下さい。
図 1 Corner Pad / SPH Elements
図 2 Corner Pad / SPH Elements / Stress distribution
図 3 Corner Pad / SPH Elements
図 4 Corner Pad / SPH Elements / Stress distribution