No.257 SPH要素によりモデル化されたEPS緩衝材の落下衝撃解析

精密機器類の包装設計における梱包落下衝撃解析でよく出てくる発泡スチロール製コーナーパッドの衝撃吸収解析例です。コーナーパッドを粒子法要素であるSPH要素を使用してモデル化しました。
SPH要素を大変形解析に生かしていくためには、部材が圧縮変形によりラグランジェ要素では持ちこたえられないほど大きなメッシュの潰れによる計算ストップを回避できる点が特徴です。
LS-DYNAのSPH要素の場合、構造部分への利用についてはユーザーがある程度、予備的な解析を行ってから感触を確かめてから利用されることをお勧めいたします。
なお,本解析例はサンプルであることをご了承下さい。

particle method / sph element / shock absorber / ls-dyna
図 1 Corner Pad / SPH Elements

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図 2 Corner Pad / SPH Elements / Stress distribution

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図 3 Corner Pad / SPH Elements

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図 4 Corner Pad / SPH Elements / Stress distribution

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