当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
核燃料ペレットと被覆管モデルの熱伝導解析を行い定常状態における温度分布を求めました。
      
解析モデルは、ペレット、ヘリウムガス、ジルコニウム金属、ジルカロイ-2合金の4つのパートで構成しています。
      
寸法、熱物性、境界条件等はおおよその値を使っています。
      
ここでは定常運転時の核燃料の中心温度は1800℃を設定しました。簡単化のためにシビアアクシデント時にも1800℃としましたが、実際には時間と共に上昇していきます。
      
なお,本事例はサンプルであることをご了承下さい。
      
 
      
図 1 核燃料ペレットと被覆管の解析モデル
 
      
図 2 温度分布 / 通常運転時
 
      
図 3 温度分布 / シビアアクシデント時