当社は、非線形有限要素法構造解析の技術系解析コンサルティング会社です。
金属の応力-ひずみ特性のひずみ速度依存性を調査するために行われるホプキンソン棒法(SHPB)による高速引張試験をイメージした解析例です。画面左端のストライカーが入力棒に衝撃すると、棒内を圧縮の応力波が進行し、試験片を介して一部は透過波(圧縮波)となり出力棒内へ進行し、一部は反射波となって入力棒内を膨張波となって戻っていく様子がわかります。試験片は冷延鋼板としています。
参考文献:日本機械学会 機械材料・材料加工部門ニュースレターNo.32 2006 P.12
なお,本事例はサンプルであることをご了承下さい。
図 1 応力波の様子
図 2 試験片の変形