No.006 LS-DYNAによる補強部材の強度解析

スチール製補強材の，曲げ剛性の形状による違いを調べた簡単な解析例です。
一端の変位を完全固定し，他端の節点列をｚ方向に強制変位させています。
同じ変位を得るために必要な荷重を比較することで曲げ剛性を比較しています。
最後に示したグラフより，フランジを付けるとフランジ無しのときに比べて曲げ剛性が大きく向上している ことが確認できます。
また孔を開けてもこの方向の曲げ剛性への影響は小さく軽量化が図れることが読み取れます。
なお，本解析事例はサンプルであることをご理解下さい。


図１　ケース１　フランジなし


図２　ケース２　フランジ有り


図３　ケース３　フランジ＋孔有り


図４　強制変位に要した荷重の時刻歴

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