ランスモアは、非線形有限要素法構造解析の技術系CAE解析コンサルティング会社です。
更新日: 17/Apr/2012
ls-dyna ver.971.Rev.6.0.0がリリースされたので、シェル要素の計算速度チェックを行いました。
テスト問題は、下図に示す薄肉円筒のねじり座屈問題で、昨年実施したものと同じデータを使用しました。
シェル要素のフォーミュレーションタイプと計算速度比をグラフにしています。
横軸にフォーミュレーションを,縦軸にBT要素(ELFORM=2)を基準とした速度比を示しています。
図1 Formulation Type vs 計算速度比 ver.971 R6.0.0
図2 Formulation Type vs 計算速度比 ver.971 R5.1.1
図3 Formulation Type vs 計算速度比 ver.971 R5.1.0
図4 Formulation Type vs 計算速度比 ver.971 R5.0
図5 Formulation Type vs 計算速度比 ver.971 R4.2.1
図6 薄肉円筒のねじり座屈変形図 ver.971 R6.0.0