No.214 NBR60ゴムの単軸引張試験解析

NBRゴム硬度60の単軸引張試験解析例です。
ゴム材料のデータ作成が延び延びになっておりましたが2011年4月以降再開しました。2011年6月中にはリリースできる予定です。
NBR60の破断伸びは500-600%程度ですが、データは700%を超える引張を受けて変形しても、要素が異常変形するなどして計算が破綻しないように調整しました。
シミュレーションが目指すところは机上実験技術の代替や補完技術であり、実験に取って代わり多様な荷重負荷条件下における構造物の変形について評価することを期待されるためです。
材料データの品質が低いとすぐに数値的な計算エラーを起こし、計算がストップしてしまいます。そうすると今評価したい対象が想定荷重に対してもつのかもたないのかを議論するところにたどり着けません。数値的な計算エラーは設計方面のユーザーからすれば、興味の対象から外れますからそういうところで時間を浪費することは避けることが賢明です。
ここで作成しているデータはロバスト性を最重視しており、ゴム製品設計上の大半の荷重条件に対して堅牢であり、数値的なエラーを極力回避し最後まで計算を実行することをサポートします。最後まで計算できることで得られた計算結果によって、設計方面のユーザーはそれに続く工学的な判断を得ることができるようになります。
なお,本解析例はサンプルであることをご了承下さい。

NBR60 Rubber ls-dyna
図 1 NBR60ゴムの引張試験解析

NBR60 Rubber ls-dyna
図 2 NBR60ゴムの引張試験解析

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